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栄養

【肌ケア】皮脂トラブルは食事で改善。脂性肌を改善する食事方法を紹介

リアスタ執筆者

暑くなると汗をかくので、皮脂が浮いてきて化粧が崩れたり、ニキビや毛穴が目立ったり皮脂トラブルが多くなってきますよね。

丁寧にスキンケアをしていらっしゃる方でも夏の皮脂にお悩みの方は多いかと思います。

毎日のスキンケアも大切ですが、肌のコンディションには普段口にしているものが大きく影響しています。

今回の記事では、脂性肌でお悩みの方に摂ってほしい食品と逆に避けて欲しい食品を紹介します。

脂性肌改善に必要な栄養素

皮脂の分泌抑制に効果的な栄養素は、「皮膚ビタミン」と呼ばれるビタミンB2やビタミンB6です。

ビタミンB2とビタミンB6は、食事で摂った脂質をエネルギーに変えて消費する働きがあります。

そして、皮脂の分泌を抑えるための役割もそれぞれもっています。

ビタミンB2は脂質の代謝バランスを支えています。代謝バランスが乱れると、皮脂の分泌がうまくいかなくなるので、肌の抵抗力が下がりニキビや吹き出物ができやすくなります。

ビタミンB6はたんぱく質の合成をサポートする役割を持ちます。ビタミンB6が不足すると、たんぱく質合成に支障が出て、肌の新陳代謝がうまくいかなくなります。その結果、毛穴詰まりや肌トラブルにつながります。

脂質の多い食事を摂ると、エネルギーの変換に優先的に消費されるため、皮脂の分泌抑制ができなくなり、肌のテカリや吹き出物などの皮脂トラブルにつながります。。

ビタミンB2は豚・牛・鶏のレバー、海苔、唐辛子、納豆などに含まれています。納豆ごはんの海苔巻きや唐辛子を使ったピリ辛レバー炒めを作ってみてはいかがでしょうか?

ビタミンB6はバナナや玄米、青魚、マグロの赤身部分や鶏むね肉やささみ、ごま類、ニンニクに含まれています。野菜たっぷりのサラダにはごま油をドレッシングに選んだり、刻みニンニクを鶏むね肉やささみの香りづけとして使用したりするのがおすすめです。

脂性肌の原因になる食生活と改善方法

皮脂トラブルでお悩みの方は、食生活が以下の3つに当てはまっていませんか?

  1. 野菜もしくはビタミンB群を含んだ食品を食べる習慣が少ない
  2. 揚げ物やスナック菓子、スイーツを頻繁に食べる
  3. 食事の回数が日によって不規則である

1つでも当てはまる場合は、食生活を改善しましょう。

まず、野菜やビタミンB群を豊富に含んだ食事を摂らないと、皮膚ビタミンが不足して皮脂トラブルを招きやすくなります。

1日の食事のうち1回だけでも、野菜やビタミンB群を豊富に含んだ食事メニューを取り入れましょう。

脂質が多い揚げ物やスナック菓子、スイーツを頻繫に食べていると、皮膚ビタミンが代謝に多く使われて、皮脂の分泌抑制の働きが追いつかなくなります。

脂っぽいものをゼロにとは言いませんが、食べる頻度を調節しましょう。
ご褒美に食べる、友人や家族と食事をするときだけ食べるなどイベント感覚で設定してみてはいかがでしょうか?

食事の回数が不規則になってしまうと、胃や腸が消化活動に入る準備ができていないので、栄養素を十分に吸収できない可能性があります。

忙しいなかで難しいかもしれませんができるだけ、食事の時間を決めて消化活動の時間を安定させましょう。

さいごに

汗をかくことが増えて肌のテカリや毛穴、ニキビといった皮脂トラブルが気になる季節になってきました。

あなたの大切なお肌は化粧品や洗顔料、クレンジングだけでなく、日頃食べているものからもケアすることができます。

皮脂トラブルにお悩みの方は、以下の3つを取り入れた食生活を今日から意識してみてください。

  1. ビタミンB2、ビタミンB6が豊富な食材を食べる
  2. 脂っぽいものを食べ過ぎない
  3. 食事の時間を安定させる

内と外のケアでさっぱりしたお肌で夏を迎えましょう!

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