【ダイエット】オーバートレーニングよる身体への影響と改善方法
運動をすることは大切ですが、中には「体調が悪くても運動をしなければならない」「今週は忙しすぎて一度もジムに行けていないから睡眠時間を削ってでも行かないと!」と自らの健康に悪影響を及ぼしてまでトレーニングに執着してしまう方がいます。
今回のブログでは皆さんに「健康を害してまで運動をするとどうなってしまうのか?」「運動に執着しないようにするためには?」をお話していこうか思います。
オーバートレーニングとは?
運動のし過ぎで、身体的・精神的に悪影響を及ぼしている状態のことを「オーバートレーニング」と言います。
「運動を頑張るほど成果が表れていいのでは?」と思われる方が多いかもしれませんが、
休息をきちんと取らずに運動を続けてしまったり、体調が悪い中でもいつも通りの運動を続けてしまっていたりすると、その運動が怪我や睡眠障害、運動習慣を放棄する原因になりかねません。
運動をすることは大切ですが、「運動のし過ぎ」で決して良いことは起こりません。
身体的な影響
オーバートレーニングが原因で怪我や体調が悪化するだけでなく、女性の場合は生理不順の原因になる可能性があります。
生理は女性ホルモンが大きく関係しており、ストレスの影響を大きく受けやすいです。
オーバートレーニングはストレスを身体に蓄積させます。
もし、生理周期が乱れていると感じた方は運動習慣を見直したり、専門医に相談するなどすぐに対応するようにしましょう。
また、運動時に体内に分泌されるアドレナリンの影響で、夜に寝付きが悪くなる睡眠障害に悩まされる方もいます。
運動習慣を取り入れてから寝付きが悪くなった方は、朝や夕方、夜にする場合でも寝る時間から余裕をもって運動をするようにしましょう。
精神的な影響
オーバートレーニングは身体的な影響だけでなく、精神的にも悪影響を及ぼすリスクがあります。
ダイエットでもありがちですが、運動を続けていると「1日〇時間以上しないと運動をしていることにならない」と自分に厳しくなりがちです。
このように運動を習慣化していると、運動をしていない自分が許せなくなるなど、自己肯定感の低下によってストレスがたまり、睡眠障害などが悪化する可能性があります。
また、仕事や家事で忙しい時期でも「休息時間を削ってでも運動すべき!」と運動優先の思考になってしまっていた場合は、その気持ちを我慢して休むようにしましょう。
先ほど紹介したように休息をしっかり取らないと怪我や体調不良の原因になります。
運動は本来、健康維持のために行うものです。
運動を頑張りすぎることによって健康に悪影響がある場合は、「運動は怪我や体調が治るまで行わない」と一度ゆっくり休んでみたり、「きちんと寝れるまで運動は通勤時のウォーキングのみ」と運動習慣レベルを下げたりすることが必要です。
まとめ
皆さん、いかがでしたでしょうか?
最近、軽く運動を行えるトレーニングジムが増えてきたり、YouTubeやSNSで簡単に見れるトレーニング情報が増えてきたり、運動習慣が作りやすくなりました。
気軽に運動を始められることは魅力的ですが、見た情報すべて取り入れようと無理をしてしまうのはおすすめできません。
運動は「自分のペースで楽しく、健康になれる」ことが一番です。
今の自分に合った運動方法を考えながら、トレーニングをしていきましょう!
トレーニングには「腹圧」が重要になってきます。
ヨガやピラティスをでも「腹圧」が重要になってくるので興味のある方はこちらのブログをご覧ください。