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【疲労回復】疲れを取りたいときにおすすめの栄養素

リアスタ執筆者

毎日の仕事や家事で疲れが溜まっていませんか??

「最近、なんとなく身体が重いな~」と感じているときのリフレッシュ方法として、趣味に没頭したり、マッサージをしたり、温泉に行ったり色々な方法があると思います。

しかし、身体の根本から疲労を回復するには、日ごろの食事内容を意識することをおすすめします。

今回のブログでは、疲労回復が期待できるおすすめの栄養素と食材を疲労の種類別に紹介していきます!

疲れたときにとりあえずコーヒーやエナジードリンクを頼ってしまう!なんて方は是非読んでみてくださいね。

動画でも紹介しているので、こちらをご視聴ください!

肉体的疲労タイプ

肉体的疲労とは、トレーニング・運動後の筋肉痛や全体的な身体の重さといった身体を動かしたことによって感じる疲労のことです。

肉体的疲労の回復には全身に満遍なくエネルギーを行き渡らせることが重要です。

そこでおすすめしたいのが「ビタミンB1」と「アリシン」を含んだ食材の組み合わせです。

ビタミンB1は食べ物から摂った糖質をエネルギーに変えるサポートをする栄養素です。

ビタミンB1が不足していると、糖質をたくさん摂っても身体を動かすエネルギーとして働いてくれません。身体にエネルギー源を行き渡らせるためにも、しっかりビタミンB1を摂りましょう。

ビタミンB1を多く含む食材には、豆腐や豚肉、ウナギがあげられます。

アリシンはビタミンB1を全身に行き渡らせる役割を持つので、ビタミンB1と一緒に摂るのがおすすめです。アリシンが多く含まれている食材として、ニンニクやニラ、ネギがあげられます。

筋肉の疲労を解消したい方はビタミンB1とアリシンが組み合わせた食事を摂りましょう。

メニュー例としては、豚肉とニンニクを組み合わせた「ガーリックソテー」や、豆腐、ネギ、ニラを使った「麻婆豆腐」はいかがでしょうか?

慢性疲労と精神的疲労タイプ

慢性疲労とは日々の疲れが溜まっていて「常に疲れている」と感じる疲労のことを指します。また、精神的疲労とは家事や仕事などのストレスが積み重なって感じる心の疲労のことを指します。

このような疲れは身体の中に炎症の原因となる活性酸素や疲労物質が溜まっていることが特徴です。

この疲れを和らげるサポートをする栄養素として「ビタミンC」と「ビタミンE」があげられます。この二つの栄養素は活性酸素や疲労物質を除去する役割があります。

ビタミンCは抗酸化作用がある栄養素で、緑黄色野菜や果物に多く含まれます。

ビタミンEも抗酸化作用がある栄養素で、ナッツ類に多く含まれます。ナッツ類は脂質が多く含まれているのでダイエットをしている方は量に注意して、間食として摂られることをおすすめします。

特に、ストレスを感じると炎症因子を除去するためにビタミンCが大量に消耗されるため、毎日欠かさず摂ってほしい栄養素です。

ビタミンCは市販の野菜ジュースや清涼飲料水にも含まれており、気軽に摂ることもできます。飲み物を買うときは、栄養成分表を見てビタミンCが多く含まれているものを選びましょう。

季節的疲労タイプ

季節的疲労とは夏バテや、季節の移り変わりや日中の大きな寒暖差によって生じる疲労のことを指します。

気候の変動によって生じる疲労に悩まされている方におすすめしたい栄養素は「カプサイシン」と「クエン酸」です。

この二つの栄養素は食欲を増進する作用を持ちます。そのため、夏バテによる食欲不振で悩まされている方には特におすすめしたい栄養素です。

季節的疲労では食欲が出なくなりやすいので、疲労を回復するための栄養素を補給することができません。カプサイシンやクエン酸で食欲を増進させて、栄養を身体に届けましょう!

カプサイシンが含まれている食材として、キムチや唐辛子など辛み成分のある食品があげられます。ただし、辛さが激しい食品は胃腸など消化器系に刺激がいくので、胃腸が弱い人は量に注意しましょう。

「豚キムチ」にすると、カプサイシンだけでなく、糖質をエネルギーに変換する「ビタミンB1」を豚から摂ることができますよ。

クエン酸が含まれている食材として、酢や柑橘系の果物など酸味が効いた食品があげられます。

「梅干し茶漬け」は、食欲が出ないときでもクエン酸が摂れて、気軽に食べられるのでおすすめです。

カフェインについて

疲れが溜まっているときは、ついついカフェインを多く含んだエナジードリンクやコーヒーに頼りがちになりませんか?

確かに、カフェインは覚醒作用があり飲んだときは目がシャキッとするような体感を得ることができます。しかし、これは「疲労回復効果」ではなく「一時的な疲れの誤魔化し」です。

カフェイン入りのドリンクを飲んでも疲労物質は取れるわけではないので、気づかない内にどんどん疲労が溜まっていき、体調を大きく崩すなどツケが回ってきてしまう可能性があります。

カフェインはあくまで一時的な誤魔化しであることを忘れずほどほどに、根本的な疲労回復のためには食生活を見直してみましょう。

まとめ

いかがでしたしょうか?

今回紹介した食材はスーパーやコンビニなど身近な場所で買っていただけます。買い物の際には、栄養成分表から今回紹介した栄養素が入っているか確認してくださいね。

食習慣を改善して日ごろ積み重なる疲労を根本から取り除いていきましょう!

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