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ダイエット、腸活、美肌効果も期待できるグルテンフリーのメリットを紹介

リアスタ執筆者

最近、SNSやメディアで「グルテンフリー食品」や「グルテンフリーレシピ」、「グルテンフリーカフェレストラン」など小麦粉不使用の美味しい食品が紹介されることが増えてきました。

「グルテンフリー」と聞いてどのようなイメージをもたれていますか?

小麦粉を使用した食品が多いなか、それを選ばないことはハードルも高く始めにくいですよね。

しかし、グルテンフリー食品を選ぶことは、ダイエットや肌荒れ、腸活といった様々な面でメリットがあります。

こちらの記事では、グルテンフリーについて概要とメリットを紹介します。

グルテンフリーとは?

「グルテン」とはパンなどの小麦や大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質で構成される粘性物質のことを指します。

小麦粉に水を加えてこねると、たんぱく質同士が結びついて粘弾性のある網目構造を作っています。パンケーキはこの性質を利用して作られています。

「グルテンフリー」とは、グルテンを含んでいる食品を摂取しない食生活や状態のことを指します。

最近では、グルテンフリー食材として米粉やおからパウダー、こんにゃくなどが使われています。

グルテンフリーのメリット

グルテンを摂らない生活を継続すると3つのメリットがあります。

  1. 身体の炎症を抑えられる
  2. 血糖値を安定させられる
  3. 満腹感を感じやすい

身体の炎症を抑えられる

グルテンフリーが肌荒れに効果的だと言われる理由がこちらのメリットです。

グルテンは欧米人と比較して、日本人の身体で消化・吸収しにくく腸内で炎症を起こす原因ともいわれています。

日本人の主食がお米といわれているのは、ただ伝統としてお米を食べる習慣がつけられただけではありません。

日本人はお米を消化・吸収するアミラーゼ遺伝子を持っています。この遺伝子のおかげで私たち日本人はお米をしっかり代謝でき、消化器官内で炎症が起こるリスクを低くできます。

腸内環境の乱れは便秘や肌荒れにつながります。身体が消化しにくいものを控えるだけでそのような不調のリスクを減らすことができます。

血糖値を安定させられる

グルテンフリー食品は食物繊維が豊富な食品が多く、グルテンを含んでいる食品よりも血糖値が上がりにくい特徴があります。

たとえば、パンやパスタ、ラーメンなどグルテンを含む食事をランチに食べた後眠たくなることがありませんか?

食後の眠気の原因は血糖値スパイクです。

血糖値が上がりやすい食品を短時間に摂ると、一気に体内の血糖値が上がります。
すると身体から血中の糖を吸収するためにインスリンが分泌され、一気に血糖値を下げます。
このように血糖値スパイク(血糖値の急上昇と急降下)が短時間で起こります。

血糖値スパイクは日中の眠気だけでなく、肥満のリスクが高くなったり、インスリンを分泌している副腎機能に負担がかかったりしてしまいます。

また、血糖値スパイクが常習化してしまうと糖尿病や生活習慣病にかかるリスクが非常に高くなります。

グルテンフリー食品は血糖値が上がりにくいので、血糖値を安定化させて、ダイエットや生活習慣病の予防が期待できます。

満腹感を感じやすい

グルテンフリー食品は腹持ちが良いものが多いです。

グルテンの入っている食品は大部分が糖質で構成されているため、消化が早く、すぐに空腹を感じやすいです。

一方で、グルテンフリー食品は、糖質だけでなく食物繊維を含んでいるので、消化に時間がかかるものが多く腹持ちがいいです。

まとめ

グルテンフリー食品を選ぶメリットは3つあります。

  1. 身体の炎症を抑えられる
  2. 血糖値を安定させられる
  3. 満腹感を感じやすい

グルテンフリー食品はダイエットだけでなく、生活習慣病の予防や慢性的な不調の改善にも効果的です。

パンや麵など小麦が使用される食品が溢れているなか、全ての小麦製品由来の食品を避ける必要はありません。

毎朝のトーストを3日に1回は白米に置き換えてみたり、パスタをこんにゃく麺に置き換えてみたりとできる範囲で変えていきましょう!

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